カッパドキアを出る日の朝、シャワーをあびているときに、ホテルのフロントの方が、私たちを訪ねてきたようです。
英語が得意ではない友達が対応してくれたのですが、その子曰く
「ホテルから空港への車いる?」と聞かれたそう。
私たちのツアープランには最初から送迎がついているので、(カッパドキアに着いたときと同じように、旅行会社の人が迎えに来てくれるんだろうな)と、ホテルの人からの提案はお断りしたようです。
(え?ホテルが車出すの?来た時と同じ旅行会社じゃないの?しおりに書いてないし、、、)と思いましたが、私もその判断で正解だったと思います。
ただ、、、
待ち合わせは10:20。飛行機の時間は12:50。
集合時間の前からホテルのロビーで待っていたのですが、時間になっても迎えの人が来ず。
(おかしいなぁ)
おまけに、急にホテルのWi-Fiに接続できなくなってしまい、事前に聞いていた旅行会社の人とも連絡が取れず。
(歩いて旅行会社の事務所まで行くか?でも、行き違いになっても嫌だしなぁ。)
時計がずれていたのかな?とホテルの人に確認してもそんなことはなく。
そこからさらに待ちました。(そわそわ)
ホテルの人が気を利かせて、旅行会社に連絡を取ってくれました。
すると、
「今から来るみたい。」とのこと。(あの旅行会社の誰が来るのかな?)
普段の待ち合わせで1時間待っても全然気にならない私ですが、さすがに飛行機の時間もあるので心配になりました。
それでもしばらく待ち、結果として1時間以上は待った頃でしょうか、知らない若いお兄さんがきました。(雑談が好きではなさそうな、話しかけにくい見た目(笑))
この時点で飛行機まで残り1時間30分弱。
「あの旅行会社の人なの?」
「いや、これはタクシー。旅行会社の人に頼まれた。」
「え?お金はどうなってる?私たちが払うの?」
そこで、お兄さんが旅行会社に電話してくれました。
旅行会社のスタッフさんがゆる~い日本語で説明してくれた話によると、どうやら、
本来来るはずだったドライバーが手違いで来なかったようです。オイオイ(-_-;)
とりあえず空港に向かう車には乗れたのですが、この時点で予定より1時間以上オーバー、、、
さぁ、飛行機には乗れたのか!?
カッパドキアから空港に向かう道は平たんでまっすぐ。
そこを、お兄さんは無言で、平均時速130キロくらい、マックス150キロくらいで飛ばしてくれました。(この速さは過去にも経験済みなので恐怖感はなし。友達は私の横で爆睡。)
いきなりこんな危険な任務を任せられ、私たちの運命を左右する運命になってしまったお兄さん、背負うものが大きすぎでかわいそうですよね(;'∀')
(来るときは40分くらいだったかな、、、まぁギリ大丈夫か、、、)なんて思っていたのですが、
実は!
来た時と帰る時の空港が異なり、帰りの空港のほうが遠かったのです。
(来た時はネブシェヒル、帰りはカイセリ)
40分経っても到着せず、どんどん焦りました💦
やっと空港に着いたときには、旅のしおりに書いてあった飛行機の時間の10分前くらいでした。
国内線だから、まだ希望はある!!(国際線なら完全アウト)
頑張ってくれたドライバーさんに、感謝の気持ちを込めて、「ありがとおぉぉぉぉぉ!」と、あるだけのお金をチップとして渡しました。(日本円で言う500円くらい。(物価が安いので価値は高い)心からチップを渡したいと思える瞬間を経験できてよかったかなと思います笑ドライバーさんの笑顔も見られました♪)
こじんまりした空港内に駆け込むと、目の前がチェックインカウンター!
奇跡的にまだオープン!(ほんとよかった!)
持ち物検査の場所が、カウンターと同じ空間、搭乗口と同じ空間のような感じだったのも救いでした、、、
ふぅ、、、間に合ったぁ!!!
搭乗スタイルはこんな感じ。
昼間に、こんな感じで乗るの初めてかも!と興奮★
最後には無事にイスタンブールに着きましたとさ♡
今までは自力で空港に行く旅だったので、まさかこんなにも他人に運命を握られることになるとは思いもしませんでした。
みなさんも、お気をつけて、、、少しでもあいまいな点があったら事前に聞いた方がいいですよ。
最近のお話
前回に引き続き、不定期開催企画「私のイラスト。」
ミニチュアダックスフンドを描きました♪
そして!
「自分が欲しいと思えるものを作る」
「普通のお店では買えないものを作る」
「買いたいと思える値段で売る」
をコンセプトに、手書きイラスト&写真のオリジナルデザインの商品を販売し始めました。
(Tシャツやトートバッグ、サコッシュ、ステッカーなどがあります。)
もうちょっと環境が整ったら、ブログで正式に書きたいと思います。